退場パターンは人それぞれ。
だけど、退場するときには、共通パターンがあるようです。
① 損切りができない。
これは、思わぬ方向へ相場が向かったときに、配当目的など長期投資視線で買ってない場合や、大きなロット、大きな資金で建玉をしてるときに起こります。
②資金量に対して、実効レバレッジが高い。
これは、資金の含み損に耐えられなくなるか、ロスカットか追証、ゼロリセットになるパターンです。
③現物と信用買いの全力投資
資金が動かせなくなるため、相場が思惑と反対に動いたときに、信用保証維持率が下がり、追証となります。
これらが代表的な退場パターンです。
これらには、防ぎ方はありません。
はじめから、このような売買をすると負ける可能性が高くなります。
相場は、1ヶ月くらいの間ですら、価格の上下の調整を繰り返しながら、トレンドが作られていきます。
その調整は、ちょうど買い時や売り時と、多くの人が思う位置でやってくることが多いようです。
多くの人が意識する値段は、機関投資家たちも意識している値段であり、
というポイントで売りぬける、ということをします。
これが調整です。
1253円の株があったとして、
1250円になったら買おうと多くの個人投資家が思います。
1250円で買われて、少し待とうとします。
ところが1250円になると、機関投資家が売り抜け、1249円、1248円と下がります。
とても多くの人が買ってるので、デイトレーダーなどから、思惑と外れた!と考える人が続出します。
そこで、機関投資家の動きに合わせて、危険を察知した人々も売ってしまいます。
すると1245円、1243円になったりします。
そうして、耐えられなくなった人が投げ売りを始め、
1238円でその日終わりました。
五分足の最後のローソク足には陰線、日足のローソク足にも陰線がつき、
次の日の朝8:45頃からの先物取引で下がる結果が出ると、株はそれに応じようとするので
8:58分の板では、
1230円あたりで売買しようとする気配がわかります。
そして、9:00〜9:15くらいの間に投げ売りが続いて、1230〜1231円あたりで反発します。
このあたりで、もう一度、耐えられなくなる人の集団が出てきて、投げ売りをします。
含み損も、耐えられない金額になってくると、売った方がマシだと考えるからです。
これが調整の2番底になります。
これは、一年以上、相場に入る経験をしたことがある人なら誰でもわかることです。
大きな下落ではなくても、このぐらいの下げ方をしたりします。
ということは、損切りに慣れるか、
長く保有できるような買い方をして、
1250円あたりで打診買いをしておいた方がよく、損切り、あるいは両建てで様子見が必要と考えた方がよいでしょう。
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