仕手株の種類

仕手株にはいくつか特徴があります。
種類分けができる、というイメージです。

仕手株には、
1『超安値から千円台以上まで上がり、二度と値段が戻らない株』

2『仕手をしようとしたが、買い集めのときに上がりすぎて失敗した形跡のある株』

3『価格帯に変化はあるが、値段を落ち着けた後、何度も仕手が入る株』

4『普通のチャートなのに急騰する』

5『急騰後、下げ切らず下落する』

などがあります。

出回っている仕手株情報は、主に1の最終段階と4のチャートが多いです。

4のケースは、仕手の買い込み段階で株価に上げ下げが発生して何度か失敗し、普通のチャートになった後、
話題が去って人が少ないうちに買い集めが行われた可能性が高いチャートです。
仕込んだ以上は、売り抜けないといけないので、何かと話題を作っては売り抜けてるわけです。

仕手の失敗チャートは、人に集まってもらう必要があり、話題づくりに必死なため、
『よくわからないチャート』をしていますが、ニュースなどの材料が出ます。

運良く上がることもありますが、振い落しに遭うことも多いでしょう。

こわいのは、1の最終段階を買わされるケースと、2のイナゴタワーからの下落です。

2は、毎回似たような動きで仕手が入るのですが、
ほかの仕手株情報と同じように、いきなり材料が出て急騰し、大いに目立ちます。
それも、調整中の静かなときにお祭りになるので
『ここのところ稼げてないトレーダー』
は餌食にされてしまいます。

下がる仕手チャートを見分ける


5の、急騰後に下げ切らず、下落していくチャート📈はこれです。

時折、ピョコピョコと仕手っぽい上げ方をしてるよう見えますが、出来高にそれほど変化がありません。
それなのに、200円近く上げてる日もあります。

仕手筋か、釣られた人が成り行き買いを入れると、株価は少人数でも上がることがあります。

あれ?思うように上げないぞ、売っちゃえ。
とばかりに、その後、売り下がりが続いてます。

これは、原因があるとすれば、仕手筋が前回の急騰で売り切れなかったことが考えられます。
うまくいくと急落がありますが、
中途半端に売り抜け、売り残りが出たのかもしれません。

わずかな上げで、人が食いつくのを待ち、買われたら売り逃げるのを繰り返してるイメージです。
このようなチャートは、売り枯れるまで、入るのは危険です。



1のパターンのチャートをあげてみます。
かなりの安値から仕込まれて、ずっと同じくらいの価格帯で買われ続けています。
その間、とても出来高が少ないのがわかります。

こういう静かな動きに注目することで、同じような仕込みができる可能性が出てきます。

これらは公表できる一部の仕手チャート対策でしかありません。

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